1234567TOTAL
千保ジャガーズ00010023
清水ケ丘ジャイアンツ000031X4
惜しい1点差負け。第一代表ならず。第二代表戦に全てを賭ける。

天王山。

A5ランク肉(^^)と 第一代表の枠を賭けたYBBL秋季大会ブロック予選決勝。

相手は清水ケ丘ジャイアンツ。

今季三度目の対戦。

過去2戦をいずれも逆転サヨナラ負け。今日こそリベンジ!とチーム一丸で挑んだ戦い。

 

3回まで両チームとも点を許さない、決勝戦らしい締まった試合になった。

ランナー2・3塁のピンチを抑えて迎えた4回表。流れはこちらに。

この回は3番ケイタから始まる好打順。

2ストライク追い込まれるも3球目、捉えた打球はレフトへの大飛球。

惜しい、あと2メートル。エンタイトル2ベースを放つ。

つづく4番イツキ。初級を捉え、これもレフト頭上を超えていく。

3番4番の連続ツーベースで緊迫する試合の均衡を崩す。

しかし、後続が抑え込まれてこの回1点止まり。1−0。

 

先発したケイタはこの試合に向けてコンディションは万全。

点を奪った4回裏、気持ちの入った投球で3人でピシャリ。

流れはこちらに。「この試合、イケる!」

 

それでも相手は猛打の清水ケ丘ジャイアンツ。下位のバッターも思い切り振ってくる。

5回裏、ヒットとパスボールで1アウト2塁のピンチ。

打ち取ったかに見えたフライがセカンド後方にポトリ。

慌てた千保野手陣、打球処理にもたつく間にランナーをホームに返してしまう。同点。1−1。

2アウトを取るも3番バッターに技ありのレフト線ツーベースを打たれて逆転を許す。1−2。

つづく4番バッター、内野ゴロに打ち取ったに見えたが暴投。1−3。

この回、痛いミスが続いてしまった。

6回裏にもランナー1・3塁から牽制でランナーを誘い出すも挟殺プレーを誤り、試合終盤に向けて重い1点。1−4。

 

しかし、千保ジャガーズ。まだ諦めてはいなかった・・・。

3点ビハインドで迎えて最終回。

1アウトから7・8・9番。気持ちで打った連続ヒットで満塁。

逆転に向けてチャンスを演出する。

打順は1番に帰ってここのところ当たりが続いている満塁男カズキ。

気合で打った打球は3塁強襲。タイムリー内野安打で1点を返す。2−4。

満塁のチャンスは続く。2番タクマ。内野ゴロの間に更に1点。3−4。

1打逆転。ここで打順は頼れる3・4番。ドラマのシナリオはできあがった。

総力戦・・・「どちらと勝負する?」マウンドに集まる清ジャン選手。

 

清ジャンベンチは3番ケイタとの勝負を選んだ。

意地と意地とのぶつかり合い。甘いコースにボールは来ない。

フルカウント。

勝ったのは清ジャンバッテリーだった。ファーストフライで試合終了。3−4。

あと一歩だった。3度目の正直、リベンジならず。

 

まだだ。まだ第二代表が残っている。気持ちを切り替えて次戦へ。

大丈夫だ。勝てる!

千保ジャガーズの歴史を塗り替えるのは君たちだ!