公式試合  京急カップ 決勝トーナメント1回戦 (2018/9/23 14:00 永田みなみ台公園)

京急カップ。敗者復活で進んだ決勝トーナメント１回戦。
相手は今季全国大会にも出場した南区の雄、永田台少年野球部だ。
今季サマーリーグに続き２度目の対戦。
ただし、負けたら終わりのトーナメント戦。
今回は相手も本気だ。お互いガチの戦いが繰り広げられた。

 

初回の守り。この日先発は前日からの連投を回避したケイタに変わってイツキ。
やはり永田台、９人が９人スイングが鋭い。
先頭にいきなりセンター前にきれいに運ばれる。
３塁まで進まれると続く２番。これまたするどくセンター前に運ばれていきなり失点。０−１。

 

つづく２回の攻撃。この回先頭はイツキ、速いゴロがファーストグラブを弾いてライト前、出塁する。
二盗、そして三盗。３塁悪送球を誘う。ヒット１本でホームを陥れすぐに同点に追いつく。１−１。
更に３回の攻撃。
先頭のユウキがフォアボールを選ぶと３塁まで進めて打順は３番ケイタへ。
思い切り叩くとサード横を強襲。勝ち越しのタイムリーを放つ。２−１。
永田台相手に勝ち越すことに成功。

 

初回の永田台バッター陣のスイングに目を覚ましたのか、２回以降のイツキ、気合の入った投球。
更に守備陣も午前中の練習の集中力をそのままに、度重なる好守を見せる。
２度３度とランナー３塁のピンチをなんとか抑えきって、２回から５回まで相手スコアに０を埋める。

 

しかし３回の勝ち越し以降、千保も打線が繋がらずなかなか追加点を奪うことができない。
すると６回の守り、ピッチャーイツキいきなり先頭バッターをフォアボールで歩かせてしまう。
続く４番。サード線を襲う鋭い打球。こうなれば意地。タクマ執念で飛びつきグラブに収める。

しかし投げられない。ノーアウト１・２塁。

この日のターニングポイントはここ。
ここまで力投を続けてきたが、突如ずれ始めたコントロールを自ら修正する集中力があと１ピース欠けてしまっていた。
投球がミットをかすめていく。連続暴投で２失点。土壇場で逆転を許してしまう。

 

終わってみれば、２−３。
本気の永田台相手に１点差。
悔しい、連日の僅差。今日も勝ちきることができなかった。

強敵相手に好ゲーム？もう少しで勝てる？

しかし、負けは負け。

そう、清ジャンしかり永田台しかり王者に対する時、我々に必要なのは「勝てそう」ではない「必ず勝つ」「なんとしても勝つ」というの強い気持ちなのだ。

必ず再戦、リベンジのチャンスはまたやってくる。
それまでに、チーム団結して「絶対勝ーっつ！」強い心を選手一人一人が自らの中に育てていってほしい。

そして本当に強い千保ジャガーズの姿を見せてくれ。必ずそうなれると信じている。