12345TOTAL
千保ジャガーズ1013611
通町ピューマーズ010056
やまびこ4年生リーグ決勝トーナメント決勝戦進出!

やまびこ4年生リーグ決勝トーナメント1回戦(準決勝)。先の試合では上級生がやまびこリーグ優勝を決めている。サマーリーグで成し遂げたダブル優勝。そして今回は新チームも含めたトリプル優勝を目指す。この物語のプロローグをつくってくれた上級生の想いを繋ぐために絶対負けられない戦いだ。

 

千保Jに立ちはだかるのは通町ピューマーズ。長身から繰り出す速球が冴える好投手を擁する強敵だ。

 

初回、千保Jは先頭のキャプテンシュウタロウが選球眼よく四球で出塁し、二盗・三盗の後タイチのライトゴロの間に先取点を奪う。好投手から幸先よく先制したぞ。

 

その裏、この日先発のシュウタロウは二者連続三振含む三者凡退で斬って取るナイスピッチング。この上ない立ち上がりを見せる。

 

千保J、続く2回表の攻撃は三者凡退に抑えられる。相手投手も緩急つけたピッチングで簡単には打ち崩せない…今日は投手戦となるのか…

 

2回裏、二者連続の安打で1点を奪われ同点とされてしまい、更に一死二・三塁のピンチを迎える。ここで次打者に捉えられたライトへのライナーをライトのイブキが好捕。ランナーを釘付けにし逆転を許さない。抜けていれば大量失点覚悟せざるを得なかっただけに大きなプレーだ。

 

ピンチの後にチャンスあり。3回表の千保Jは、再度四球で出塁したシュウタロウがここでも二盗・三盗を決め、タクマの内野ゴロの間にホームイン。追加点を奪った。

 

これで流れに乗った千保Jは続く4回、相手のエラーに機動力を駆使し3点を追加。

5回には、ここでも先頭のシュウタロウが左中間真っ二つの2塁打で出塁すると、続くタクマのレフト前安打で追加点を奪う、そしてタクヤもライト前安打で2点を追加すると、極めつけは、最近好調を維持しこの日は5番に座ったケンシンが、レフト横をライナーで抜くナイスバッティング。これがランニングホームランとなり更に2点を追加。この回は四球を挟み5者連続の長短打で6点を奪った。

 

流れを掴んだ千保Jは、その裏、エラーなどもあり5点を奪われるものの、なんとか抑えゲームセット。先発のシュウタロウは、ライト イブキ、レフト ケンシンの外野フライ好捕もあり要所要所を粘り強く抑え、完投勝利を飾る。

 

これでやまびこ4年生リーグ決勝戦に駒を進めた。上級生の想いを繋ぎ、やまびこリーグ完全優勝というこの物語はまだまだ終幕を迎えることなく、来年開催の決勝戦にその舞台は続く・・・