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千保ジャガーズ2203007
井土ヶ谷フレンズ0111003
やまびこリーグ 上級生とダブル優勝!

やまびこ4年生リーグ決勝トーナメントの決勝戦、今日の相手は、南区学童大会で接戦を繰り広げた強敵井土ヶ谷フレンズ。4年生以下チームの最後の試合となるこの試合、何としても勝利し優勝して有終の美を飾りたい。

 

千保Jの初回の攻撃。先頭のシュウタロウがツーストライクと追い込まれながらも三塁内野安打で出塁。この日も初回にシュウタロウが出塁しチームに勢いをつける。続くタクマも四球を選びチャンスを広げる。好投手を擁する相手に対し願ってもないチャンスだ。ここでベンチの期待を背負って打席に入るのはタイチ。ダブルスチールを決めランナー二・三塁とした後の5球目、振り抜いた打球はセンターへ抜けるクリーンヒット、試合の主導権を握るタイムリーとなり二者生還。幸先良いスタートとなる。

 

しかし相手は強力打線。気を抜くことはできない。立ち向かう先発投手は2年生タカラ。抜群の制球力とキレの良い速球で抑えてくれるはずだ。

1回裏。皆の期待どおりの制球力で三者凡退に抑える。しかも全球ストライク投球。

 

2回表。ツーアウトを取られるもソウイチロウがエラー出塁し、その後二者が四球で満塁とすると、続く打者は先制タイムリーを放っているタイチ。このチャンスに甘く入った初球を振り抜くと打球はレフト方向へのライナー。ショートが懸命にジャンプするもグローブを弾きレフト前へ抜ける2点タイムリーとなる。強豪相手にしかもツーアウトから奪ったこの2点は大きいぞ。

 

しかし、続く2回裏。強力打線の4番にレフトオーバーのスリーベースを打たれると次打者の内野ゴロの間にランナー生還し1点を返される。

 

続く3回にも先頭打者に四球を許し、内野ゴロの間に三塁まで進塁されると、次打者のレフト前タイムリーにより2点目を奪われる。じわりじわりと追いあげられる。相手が相手なだけに嫌な展開だ。

 

なんとか突き放したい4回表の攻撃。

四球で出塁した先頭のイブキが盗塁を決め、次打者のソウイチロウの内野安打の間に、二塁走者のイブキ、迷うことなく三塁をまわり一気に本塁を陥れる。ナイスランだ。下級生の機動力を活かすために練習を重ねたこの走塁、大事な試合でイブキが実践してみせたのだ。さらに盛り上がるベンチ。その後、ランナー二・三塁となり、続くタイチがこの押せ押せの流れに乗り、三塁強襲安打を放ちさらに2点を追加する。

 

この勢いのまま4回の裏、好投のタカラからタイチにスイッチ。この必勝リレーで逃げ切りをはかりたいところだが、先頭に四球を与えてしまうと、次打者にライト線へスリーベースを打たれ1点を返されてしまう。さらにノーアウト三塁のピンチ。続く打者のピッチャーゴロの一塁送球の間に三塁走者が果敢に本塁突入をはかる。ボールを受けたファーストのシュウタロウすかさず本塁へ送球、間一髪のタイミングだが判定は…。皆が一点を見つめる中、主審の右手が上がりランナーアウト!これも地道に練習を積んだプレーをこの大事な場面で実践してみせた。シュウタロウのナイスプレーが千保Jを救ったのだ。

 

スイッチした矢先のピンチを好プレーに助けられたタイチ、その後は危なげなく5回、6回も抑えゲームセット。7-3で千保Jの勝利。

 

やまびこ大会、上級生に続き4年生以下チームも優勝しダブル優勝を成し遂げた。

 

祝!優勝!

この大会が4年生以下チームの最後の公式戦であったが見事有終の美を飾ることができた。4年生を中心にまとまりのあるチームで、ここまで、区学童4年生大会優勝、YSWJ決勝トーナメント進出、サマーリーグ4年生大会優勝など千保Jの歴史を刻んできた。

4年生の大会としては最後だが、しかしこれで終わりではなくこの冬を超えればまた次のステージが待っている。4年生には来年上級生チームとして、そして5年生以下チームとして更なる飛躍を期待したい。そして、3年生以下は、優勝できるチームとしての礎を築いてくれた4年生に感謝をしつつ、来年度は自分たちが中心となりこれらの優勝旗を死守してほしい。

 

最後に、優勝おめでとう。そして多くの感動をありがとう!