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千保ジャガーズ20608
元宮ファイターズ811×10
強豪相手に惜敗・・・

今年度から参加する教育親善大会。昨年度4年生として多くの試合経験を積んだ現在のU5年生。横浜市以外からも強豪が集うこの大会でどこまで戦えるか…。ブロック戦初戦は強豪元宮ファイターズ。

 

千保J初回の攻撃。2番タカラ、3番タイチの2者連続のライトへのツーベースと5番キョウスケのセンター前ヒットで強豪チームから幸先よく2点を先制する。

 

先取点を奪うことができこれで流れに乗りたいところだったが、その裏の守り、先頭打者を内野ゴロエラーで出塁を許すと、一気に相手の強力打線に畳み掛けられてしまう。安打に犠牲バント、盗塁と小技も絡められ、なすすべもなく7点を奪われてしまう。強豪相手の気負いからか地に足の着かない守備陣。普段なら捕れる打球も捕ることができない。これがみえないプレッシャーなのか・・・。

 

ここで先発のタクマからキョウスケへスイッチ。その後も、安打やスクイズを決められ、初回に結局8点を奪われてしまう。

 

2回裏にも長打・単打を浴び1点を献上し、2-9と劣勢が続く。しかし、このままでは終われない千保J。盗塁を試みる一塁走者をキャッチャータクヤが好送球で刺殺。意地を見せる。

 

ベンチ前での円陣で気合を入れ3回の攻撃に挑む。この回はシュウタロウから。先ほどの守備ではセンター前の打球を果敢に一塁送球を試み、アウトにはならなかったもののナインを鼓舞した。先頭打者として、交代した相手投手の立ち上がりを攻め、レフトオーバーのツーベースを放ち好機を作る。

その後、犠牲フライでシュウタロウが生還し1点を返すものの、ツーアウトとなる。

 

しかし、千保J、ここから粘りを見せる。四球、安打で好機を広げ満塁とすると、続くイブキが粘った末に押し出し四球を選び4-9。次打者のソウタ。フルカウントからの6球目、皆が固唾をのむ中振り抜くと、ジャストミートした打球がライトへの飛球となる。これが二者が生還するタイムリーヒットとなり6-9と追い上げる。ソウタ、ナイスバッテイング。さらにこの流れが次打者での相手エラーを誘い更に2点を追加。8-9まで追い上げる。

 

3回裏に1点を追加され8-10となるも、逆転するぞと皆のボルテージがあがる中、4回表は2番からの好打順。この回も二死一・二塁と攻め立てるが、最終打者が投手フライで万事休す。追い上げはしたものの8-10での敗戦となった。

 

初参加となった教育親善大会。今回のように強豪相手と戦える機会が得られ良い経験となった。やはり強豪チームは振りが鋭い。一番から九番までどこからでも点を奪うことができる。一方、走塁やバントなど小技も抜かりなく、守備にしても細かいカバーリングをきっちり実践する。また、出場選手だけでなくベンチも一丸となり、勝利への執着心が感じられる。

我々も今日の試合で多くのことが学べた。この経験を活かし皆これから成長していこう・・・。