1234567TOTAL
千保ジャガーズ10200003
長谷スポーツ少年団10000001
祝!わかば杯ブロック優勝だ!

わかば杯ブロック決勝の相手は、厚木市の強豪長谷スポーツ少年団さん。

 

初のブロック優勝を目指す千保Jは、初回、3番タイチがセンター横を抜けるランニングホームランを放ち幸先よく先制点をあげる。

 

しかし、その裏の守りでは、ピッチャーゴロの送球が悪送球になるなどエラーもあり、三塁に走者を進められると、4番打者の内野安打で走者が生還し、1-1の同点とされてしまう。

 

初回に両チームとも得点したものの、その後は息詰まる投手戦の展開となる。

 

2回裏には無死二・三塁のピンチを招くも、先発タイチが二者連続三振を奪うなど力投し、無失点で切り抜ける。この日最大のピンチを無失点で抑えたのは大きい…。

 

これで勢いをつけると、続く3回の攻撃、ヨウタが俊足を活かし内野安打で出塁すると、続くカイリが投手横に絶妙のバント、これが内野安打となり一塁送球の間にヨウタが生還。そして、続く一番タカラがライト前安打で続くと、次打者の振り逃げの間にカイリが判断良くホームに突入し追加点をあげる。

 

投手戦の展開の中、俊足巧打の3年生トリオが頑張って待望の追加点を奪ってくれた。さあ、あとは先発タイチが抑えるのみだ。

 

そのタイチ、ランナーを出しはするものの、固い守りに助けられ要所を抑え点を与えない。

 

この日はブロック優勝を目指す選手達、集中していた。勝つんだという気合いも伝わってきた。

 

4回の守りでは、一塁送球の間に三塁を狙う二塁走者を、ファーストハルカがサードへ好返球、ランダンプレーでタッチアウトしダブルプレー完成。そして、阿吽の呼吸でタイチを引っ張るキャッチャータクヤのリードが冴える。5回には二盗を試みる走者をそのタクヤが二塁刺殺。

 

さらに、最終回、相手選手がベンチ一丸となり必死に声を張り上げる中、一死一・二塁のピンチを招くも、タイチが一心にタクヤのミット目がけ最後の踏ん張りをみせ、二者連続三振に斬って取り試合終了。3-1で投手戦を制すことができた。

 

この試合、よほど下級生とは思えないほどの緊迫した接戦となった。試合終了の整列後に涙を見せる相手選手達。それだけ熱い戦いだったのだ。

 

4年生チーム、わかば杯ブロック優勝おめでとう。まだ、通過点ではあるが、ここまでこれたことには自信を持とう。みんな間違いなく成長しているぞ。

 

昨年度、現5年生メンバーが、初参加のわかば杯での礎を築いてくれた。その経験が今の代に繋がっているのだ。そして、今回対戦した長谷スポーツ少年団さんからはブログ上で激励のメッセージをいただいている。

 

野球は一人でやるスポーツではない。ここまで携わった全ての人たちが自分たちを成長させてくれている。周りに感謝の気持ちを忘れないようにしよう。そして、今まで対戦したチームの分も頑張らないといけない。

この感謝の気持ちを胸にさらに上を目指すのだ。さらに、これからも一生懸命練習して着実に前に進み、千保Jの新たな歴史を刻もう。