12345TOTAL
千保ジャガーズ002013
レッドローズ1606×13
強豪相手に完敗を喫す…

21世紀カップ京急沿線ひまわり大会決勝トーナメントの初戦。この大会は、普段対戦することも少ない市外や県外のチームと対戦できる貴重な大会だ。

今日の相手もそう。東京都大田区から強豪レッドローズさんをお招きしての試合となった。

ここまで4年生チームは公式戦7戦全勝。この勢いで強豪チーム相手にどこまで戦えるか…。

 

先攻の千保J、初回の攻撃。四球で走者を出すものの相手投手に抑えられ無得点に終わる。

 

その裏の相手の攻撃。今日の先発は剛腕タクヤだ。普段通りのピッチングで抑え込みたい…。しかし、その期待とは裏腹に、先頭打者に対してツーツーからの5球目、打ち返された打球はそのままセンターを越え二塁打となってしまう。その後4番打者のタイムリーで、強豪相手には手痛い先制点を与えてしまう。

 

2回表、四球で出塁するも、走者が目を放した一瞬のスキを狙われ牽制で刺されてしまい、この回も無得点。

 

そして、その裏の相手の攻撃で、千保Jとの力の差を見せつけられてしまう・・・。上位から下位まで振りが鋭い。藤の木小グランドの狭隘なセンターライト方面への不運な打球もあったものの、ことごとく打ち返されてしまう。もう一歩という打球も千保守備陣、あと一歩が追いつかない・・・。6安打を集中されこの回一挙6点を奪われてしまう。

 

取られたら取り返せ…。3回表、ヨウタがセンター前へクリーンヒットを放つと、続くカイリが絶妙のバントヒットを決めチャンスを広げる。悪い面ばかりが目立ってしまったこの試合。センス溢れる3年生コンビがこの日も躍動したのは収穫だ…。この回は相手エラーもあり何とか2点を取り返す。

 

その裏、タクヤからタイチにスイッチ。この回を無得点に抑えるも、続く4回裏、再び相手打線が火をふく。どこからでもチャンスを作れる強力打線に再び6点を奪われ、2-13とさらに点差をつけられてしまう。

 

5回表、何とか意地をみせたい千保Jだが、四球で出塁したカイリを三塁まで進め、タイチの犠牲フライで1点を返すのがやっとであった。5回で放った安打は、内野安打含め3安打のみ。いい当たりをするも相手の鉄壁な守備陣の間を抜くことすらままならない。

 

何とも悔しい、3-13での完敗。

 

公式戦はここまで、それなりに勝ててはきたものの、打撃にしても守備にしても一枚も二枚も相手が格上であった。

しかし、この先まだまだ大事な試合が続くことを考えれば、この時期に素晴らしいチームと対戦できたのは貴重な経験となるはず。もし、今後も今までと同じようにやっていたら今日のようなレベルの高い相手に対しては、きっと同じように大差で負けていただろう。

 

勝って得る事よりも負けて得ることの方が大きいもの。一人一人が、なぜこれだけ点差をつけられたのか、あるいは、相手と自分達の何が違うのか・・・。

どんな当たりでも一塁まで全力疾走した?最後まであきらめずに打球を追った?

何でも良いから感じてほしい。

 

試合後、下級生メンバーだけでの反省会をひらいた。下級生なりに皆真剣な眼差しで、感想・意見を言っていたようだ。今日の試合、そしてこの反省会が今後のターニングポイントとなることを期待したい…。

 

やるもやらないも選手次第だ。この悔しい敗戦を糧にして、君たちはまだまだ成長できるはずだ。

 

そしていつの日か、レッドローズさんと再戦が叶った日には、一回りも二回りの成長した千保Jで、今日の日のリベンジを果たそう!