123TOTAL
千保ジャガーズ5005
平戸イーグルス418×22
強豪相手に完敗…

YSWJの第4戦。この日の相手は、市内いや県内にその名を轟かせている強豪平戸イーグルスさん。平戸さんとは、昨年度のYSWJ決勝トーナメントで対戦し完敗している。

 

初回の攻撃、タカラが内野安打で出塁すると、この日2番に座ったカイリの打球が相手のエラーを誘い、打者二人で幸先よく先制する。

その後、コウキの痛烈なセンター前タイムリーで二者が生還し3点目。

 

強豪相手に3点を奪い盛り上がるベンチ。

そして、その勢いのまま続くリョウノスケが放った打球はジャストミートしレフトへ飛ぶ。「大きいぞ…」皆が歓声とともに打球を追うと、その白球はレフト頭上をはるかに越えホームラン!!!

4年生となり頭角を現してきたパワーヒッターリョウノスケの初ホームランが飛び出し、ベンチのムードは最高潮に。結局このホームランなどで初回5点を先制した。

 

5点を先制し意気揚々と守備につく千保ナイン。しかし、その裏の攻撃。強豪の強さを目の当たりにすることになる。

 

先発タイチの投じた先頭打者への初球。右打者の振り抜いた打球は高い放物線を描きライトへ。その打球のすごさに一瞬静まり返る。白球はそのまま校舎をはるかに超える特大ホームラン・・・。驚愕の一打・・・。右打者ではあまり超えることのない校舎。しかも下級生の試合でこんな打球はみたことない。

千保ナインに動揺が広がる…。その後もホームランを打たれるなどあっと言う間に4点を返されてしまう。

 

続く2回、相手の打線が止まらない。タイチの投じる速球がことごとく打ち返される。しかも、1番から9番まで振りが鋭い。その打球の速さに守備陣もついていけない。今まで経験したことのない怒涛の攻撃に、地に足が着かない守備陣。平凡なあたりもエラーが続出する。完全に相手にのまれてしまっている。タイムをかけて平常心を取り戻すよう指揮官が励ますも、アウトがなかなか取れない。

 

結局この回一挙18点を奪われてしまい、その後なすすべもなく試合終了。

 

完全な力負け…。打撃、守備、投手、どれをとってもレベルの違いをまざまざと実感させられた試合となった。でも、この時期にこんな大敗を経験したことは、今後の4年生チームにとって糧となるはずだ。

 

相手のレベルに追いつくには容易ではないことは百も承知…。でもやるしかない。皆がそれぞれ今日の試合で何かを感じたはず。

 

次対戦する時にはもっといい試合ができるように…。高い山ほど登るのは大変だけど、その分頂上の景色は最高なはず。さあ、4年生チームの真価が問われる時だ…。皆の今後の成長に期待してるぞ…。

 

(大敗に埋もれてしまったが、リョウノスケ、初ホームランオメデトウ♪)