123456TOTAL
平和台ブルーツインズ0000101
千保ジャガーズ00002×2
緊迫した投手戦を逆転勝利で制す!

YSWJの第6戦は、小雨が降りしきる中、戸塚区の強豪平和台ブルーツインズさんとの対戦となった。何としてもこの試合に勝ってYSWJブロック予選上位突破に望みをつなぎたい。

 

この日の先発は安定感抜群の3年生タカラ。しかし初回、先頭打者にライト前に安打を許してしまう。やはり相手は強いぞ…。二番打者から三振を奪うも、三番に死球、そして、四番からは三振を奪い二死一・二塁となったところで相手が仕掛けてきた。三盗を企てるが、キャッチータクヤは冷静であった。素早い送球で三塁タッチアウト。ピンチをタクヤの強肩が救ったのだ。

 

その裏。一死から二番タカラが四球で出塁すると、二盗・三盗を決め、一死三塁としたところで続く打者はキャプテンタイチ。外角の球に合わせるとライトへの飛球となる。さあタッチアップはどうだ。ランナーは俊足タカラ。皆の期待が高まる。しかし相手も連係がスムーズに決まる。クロスプレー・・・、微妙なタイミングだが判定は・・・。主審の右手があがる。歓喜に沸く平和台ベンチ、一方、天を仰ぐ千保ベンチ。 初回は互いに0点。緊迫した試合になることを予感させる初回の攻防であった。

 

2回表は、タカラが三者凡退に抑える。その裏の千保Jの攻撃も、速球が冴える相手左腕に四球で走者を出すのみで0点に抑えられる。

 

3回表、3球で二死を奪うも好打者の一番打者にはうまく合わされてしまう。レフトオーバーの二塁打を打たれピンチを招くも、タカラ、動じることなく次打者を渾身の投球で三振に斬って取る。

 

3回裏、ここまで相手の速球左腕にまともなスイングをさせてもらえなかったが千保打線だが、9番カイリがツーストライクからのタイミングをずらすスローボールにうまくバットを合わせ、三遊間にチーム初安打となる内野安打を放つ。バットに当てるのがうまいカイリの真骨頂だ。三年生のカイリ、好投手からの安打は自信になるだろう(´∀`)

その後2つの四球で二死満塁とチャンスをつくるも後続が続かずこの回も無得点。

 

そして4回表、先頭にレフトオーバーのツーベースを許すと、4番打者にも左中間へ安打の間に、2塁走者が本塁へ突入。焦るな、何度も練習したプレーだ。見事8-6-2で、走者が三本間に挟まれる。峡殺プレーでランナータッチアウト。千保も負けじと連係、挟殺プレーを成功してみせた。俄然盛り上がる千保ベンチ。 流れに乗りたい…

 

しかし、その裏も相手好投手の前に点が奪えない。

 

試合が動いたのは5回、2つのエラーが重なり一死一・二塁とピンチを招いたところで、次打者はここまで2安打を打たれている一番打者。

ここで、ここまで気迫の投球で無失点に抑えていたタカラからタイチに継投。千保下級生チーム新たな勝利の方程式??3年生の頑張りに応えたいキャプテンタイチ、投球練習にも気合が入る。しかし、その気合いより一枚上手だったのは相手一番打者だった。この日3安打目となるライトへの安打を打たれてしまい、のどから手が出る程ほしかった先取点を奪われてしまう。

 

しかし、下級生チーム、今日はチーム一丸となり勝利への執着心をみせる。その裏、先頭のヨウタが粘ったうえ四球で出塁。相手にも焦りがみえたか、内野やバッテリーエラーなどで2点を奪い逆転に成功!。ここまで2-1。

 

さあ最終回だ。この流れのまま抑えたいところだが、やはり相手は強い。先頭を四球で出塁を許すと次打者がライト前へ返す。これをライトのヨウタ、この日2つ目となるライトゴロを決めるビッグプレーをみせた。ナイスプレー、ヨウタ!!さらに、難しいバウンドのサードゴロをコウキが、そして、これも難しい打球となったセカンドゴロをカイリが焦ることなくさばきゲームセット。2-1の緊迫した投手戦を見事逆転で制した。

 

  手に汗を握るというのはこういう試合のことを言うのだろう。とても下級生とは思えないほどの投手戦。試合後の整列で涙を見せる相手選手。大人も目頭が熱くなる光景だ。平和台さん、素晴らしい試合をありがとうございました!

 

今日は3年生が大活躍であった。先発のタカラの気迫のピッチング、要所で好プレーをみせたヨウタ、カイリ。3年生の活躍がなければ勝てなかっただろう。これは来年も頼もしいぞ…\(^o^)/

期待せずにはいられない・・・(まだ早い?)。

 

下級生チームは先日大敗も経験したが、地道に守備練習に取り組んだ成果も出たのだろう。これでYSWJの次戦への勢いがついたはず。

 

そして、その前に目前に迫った関東学童新人戦(U5)。次は5年生チームの番だ。頑張れ~!