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千保ジャガーズ2010104
坂本少年野球部30002×5
善戦するも惜しくも敗退…

今日はYSWJのブロック最終戦だ。4年生チーム、昨日の区学童大会で死闘の末勝利した勢いをそのままに2年連続の決勝Aトーナメント進出を果たしたい。

 

しかし、そこに立ちはだかるのは保土ヶ谷区の強豪坂本少年野球部さん。坂本少年さんとは今シーズン当初の練習試合で、主力を欠いてはいたものの2試合大敗を喫し苦杯をなめた相手である。それ故選手たちも闘志みなぎるものがあった。

 

初回の攻撃、2番タカラが右中間ツーベースを放ち、四球で出塁していたリョウノスケが生還。さらに5番コウキのライトオーバー(グランドルールにより単打となる)でタカラが生還し、強豪相手に幸先良く2点を先制する。しかし、先制し優位にたったはずだがどうもそういう気がしない…。

 

その裏、案の定、昨日の試合で快投をみせた3年生エースタカラだが、強力打線の主軸に3連打を浴びあっさり逆転されてしまう。やはり相手は強い…。

でも思い返すんだ。練習試合で大敗を喫して以降、必死に練習し、そして試合経験を重ね経験値をあげてきたじゃないか…。

 

3回表、タカラがこの日マルチ安打となるライト横への安打の後、成長著しく初回にもタイムリーを放った不動の5番コウキが、これもマルチ安打となるセンターオーバーツーベースを放ち同点とする。決して点差を離されない。コウキやったぞ。日頃の練習の成果が実ったぞ。俄然盛り上がる千保ベンチ。この勢いのまま、尻上がりに調子をあげた先発タカラが昨日の快投そのままに3回、4回を三者凡退でピシャリと抑える。4回終了し3-3。緊迫した試合だ。

 

坂本少年さんとここまでやれるんだ…。そして、選手達に勝ちたいという勝利への執着心が生まれる。その皆の強い思いを一身に背負い、5回表、キャプテンタイチが振り抜いた打球は左中間高く飛ぶ。「伸びろ~。」フェンスを越えたか…?審判の手が回る。ホームランだ!この土壇場で勝ち越しとなるソロホームランが飛び出した。5回表終了し4-3

 

千保ナインのボルテージが上がる。よし、このまま抑えるぞ。この良い流れのまま、今日はU4勝利の方程式の継投ではなく、3年生エースのタカラに託した。

 

続く、5回裏、先頭を三振に斬ってとり一死を奪うが、大一番のプレッシャーからか、土壇場で内野陣のエラー、そしてわかば杯本大会でも上位進出を果たした坂本少年さんの底力で安打を放たれ、この回2点を奪われ4-5と逆転を許してしまう。

 

時間的に最終回の6回表、千保Jも最後の最後まで粘り二死23塁と最後の意地をみせるも最終打者が内野ゴロに打ち取られ万事休す。善戦したものの4-5での敗戦となった。

 

思えばシーズン当初の練習試合で大敗を喫し刺激を受けこのままでは駄目だと練習を積んできた4年生チーム。今日の試合では堂々と互角に渡り合えた。悔し涙を流す選手達。普段は反省点の多い練習後のミーティングでも、今日はコーチ陣から労いの言葉が飛び交った。皆成長してるぞ。

 

次対戦する時には絶対にリベンジを果たそう。打倒!坂本少年さんだ。しかし自分たちが練習するのと同じように相手も更にレベルアップするはず。相手を上回る練習をしないと勝てない。練習をしっかりしてレベルアップするのだ。

 

そして、その前にこの後結果が出るYSWJの決勝トーナメント。Aトーナメント進出は果たせなくても与えられた場で精一杯頑張るのみだ。これからも頑張れ4年生チーム!