12345TOTAL
千保ジャガーズ5021412
白妙クラブ&中村ウィングス連合002002
祝!悲願の2連覇達成だ~!!

いよいよ決戦の日が訪れた。昨年度、悲願の初優勝を飾り、2連覇を目指し挑んだ南区学童4年生大会。苦しい試合もあったが、今年もなんとかここまで勝ち進みこの日を迎えることができた。ところが、この大一番を前に、先週の試合、そして、今朝の練習と、選手の動きに切れがなく覇気も感じられない。夏の疲れか?これが優勝を狙うチームなのか…。

不安もよぎる中臨んだ決勝戦であったが、そのU4ナインを鼓舞し力を与えたのは、応援に駆け付けてくれた56年生であった。これ以上ない声援に勇気をもらいいよいよプレーボールだ。

先攻の千保Jの初回の攻撃。一死から2番のタカラ。怪我でここ最近試合から遠ざかっていたものの、この日に照準を合わせスタメン出場。そのタカラ、相手速球投手に上手くバットを合わせショートへの内野安打で出塁する。盗塁などで三進後、続く打者はキャプテンタイチ。昨年は現5年生に引っ張られ優勝を経験したが、今年は最高学年となり自分達の手でてっぺんを取るんだと、気合のみなぎる打席。4球目の外角寄りの球に合わせた打球は右中間に飛ぶ、大きいぞ…。二塁塁審の手が回る。入った~ホームラン!!!。先取点は千保Jだ。歓喜に沸く千保ベンチ。

しかし、過去の戦績をみると二けた得点も多い相手打線。2点じゃ足りない。続くはこのチームで不動の4番に座るタクヤだ。そのタクヤ三遊間に鋭い打球を放ち再びチャンスを演出する。5番コウキも四球を選ぶと、続くハルカの上手く合わせた打球がショートのエラーを誘い、二者生還。さらにヨウタの内野ゴロの間に追加点を挙げ、初回に5点を先制。大事な決勝戦この上ない立ち上がりとなった。

千保Jの先発は3年生タカラ。怪我によるブランクはあったものの、抜群の野球センスで初回3三振を奪い無失点。

2回からはキャプテンタイチにスイッチ。これがU4チームの勝利の方程式!。そのタイチ2回を三者凡退に打ち取る。

続く3回の攻撃、この回も満塁の好機をつくると5番コウキの打球は大きな飛球となりセンター後方へ。センターが追いつき捕球かと思われたが、打球がこぼれ落ち、その間に二者が生還し追加点を挙げる。これで7-0

3回裏の相手の攻撃。強力打線が強みの相手にタイチが捕まる。2安打を浴び、バッテリーエラーなどもあり2点を返されてしまう。その後も一死1.2塁のピンチが続くものの、ここは二者を凡打に打ち取りこれ以上点を与えない。

続く4回にも1点を追加し、そして5回の千保Jの攻撃。先頭のタカラが四球で出塁し盗塁で二塁進塁後、続くは1打席目に本塁打を放っているタイチ。そのタイチ今度は引っ張った打球がレフトの頭上を越える駄目押しの、この日2本目となるツーランホームランとなる。まだまだ終わらない。ここでも続く主砲タクヤがセンター横へ安打を放ち、ハルカも四球で続くと、7番シュンが放った打球がショートのエラーを誘い、さらに2点を追加し12-2と差を広げる。

 大詰めの5回裏の守り。二死を奪うも、エラーと安打1.2塁のピンチを招いてしまう。千保Jあとひと踏ん張りだガンバレ。昨年も優勝を経験したU4。その時はバックに守る現5年生が堅い守りで当時の3年生(2年生も)バッテリーを守ってくれていた。しかし今年は最高学年となった自分たちの力で優勝を掴みとるんだ…。そう言わんばかりのタイチの続く打者への渾身の投球。最終打者の飛球はレフトへ上がる。この打球をレフト4年生ハルカががっちりキャッチし12-2でゲームセット。

やったー、優勝だ~!!今までは追う立場だったが今回は追われる立場となりプレッシャーのかかる中臨んだこの大会で悲願の2連覇を達成した。表彰式での千保ナインのすがすがしい笑顔が充実したこの大会を物語っていた。

U4チーム、おめでとう。そして56年生も必死の応援をありがとう。この応援でどれだけ勇気をもらったか…。

現5年生が築いてくれた礎。それが確かに4年生に受け継がれた。ここに千保Jの新たな歴史を刻み、さあ、先に見据えるのは上部大会だ。ここから先の一試合一試合、それ自体が新たな軌跡となるのだ。

選手、監督、コーチ、保護者一丸となってさらに突き進もう。

2連覇達成本当におめでとう(*⌒∇⌒*)