123TOTAL
千保ジャガーズ0000
太尾パワーズ011×11
強豪相手に完敗…

6年生にとって最後のYBBLとなる秋季大会が始まった。何としても良い成績を残したいが、そこに立ちはだかるのは太尾パワーズさん。昨年度も上部大会で対戦し、完敗している強豪だ。

先攻の千保J。長身から角度のある速球を投げる好投手から、先頭のシュタロウが快音を響かせた打球をライト前に運ぶと、これが残念ながらライトの好守備によりライトゴロとなってしまう。続く2番ソウタも同じようにライトに運ぶと、今度はこれが安打となりランナー一塁。そして続く3番はU5のキャプテンタクマ。そのタクマ2球目を捕えた打球が、こども甲子園のライトのフェンスギリギリのところに当たるあわやホームランのツーベースとなりチャンスを広げる。ここまで上位打線の5年生トリオで好機をつくり、さあ、ここから6年生の4.5番にまわる理想の展開だ。

しかし、その4.5番、相手好投手の前に二者連続空振り三振に斬って取られ二者残塁に終わってしまう。

1回裏、今日の先発は5年生キョウスケ。四球などで出塁を許すも、キャッチャー強肩ハルキの二盗封殺などもあり無失点で切り抜ける。

2回表は、U4の主砲タクヤが左中間真っ二つのツーベースを放ち、さらに5年生ケンシンがレフト前に運び好機を広げると、打順はトップに戻りシュウタロウの打席。そのシュウタロウ、先ほどの打席と同様に右に上手く追っつけるバッテイングをみせるも、これがファースト正面にライナーとなりスリーアウト。二者残塁に終わってしまう。

得点は奪えないものの、相手好投手の前にここまで悪くない試合展開だ。

しかし、続く2回裏、悪夢が待っていた。

キョウスケが二者連続安打で捕まると、スイッチした4年生タイチもさらに連打を浴びてしまう。その後も勢いにのった相手打線を止めることができず、打者一巡の猛攻を受けてしまい、最後ハルキに継投し、なんとか後続を抑えるも、この回まさかに大量11点を奪われてしまう。

一気に試合が決まってしまった。

3回表の攻撃は、上位打線であったが三人で打ち取られてしまいゲームセット。

昨年度に続き強豪太尾パワーズさんになんとも悔しい敗戦となってしまった。

強豪チームの力を目の当たりにすることとなり、この敗戦でYBBL秋季大会は敗者戦に舞台を移すこととなった。