12345TOTAL
千保ジャガーズ100001
瀬谷ライダーズ2400×6
強豪相手に1-6で惨敗を喫する

教育親善大会の第3戦。本部大会進出がかかるこの大一番の相手は瀬谷ライダーズさんだ。

瀬谷ライダーズさんと言えば、U6で先の専修大学カップ、横浜銀行カップでも好成績をあげているチームで、TVでもみたあの強豪チームとの対戦となり、選手たちは胸を躍らせていた。

 

先攻は千保J。まず目の当たりにしたのが、相手の投球練習。我々と体格が一回りも二回りも違う剛腕投手と強肩捕手だ。果たしてどこまで戦えるか…期待と不安が交錯する。

 

しかし、その不安を払拭させたのは先頭のシュウタロウだった。ツーツーと追い込まれるも、5球目の外角寄りの速球を上手く追っつける理想的なバッティングで放った打球は、ライトの頭上を越えるツーベースとなる。剛腕投手から放った一打にベンチのボルテージがあがる。続く、2番ソウタも追い込まれながらも内野にゴロを転がしランナーを進める。そして次打者は3番キャプテンタクマ。タクマも追い込まれながらも内野ゴロを転がすと、その間にシュウタロウが生還し見事先取点をあげる。連打が難しいのはわかっている。足とチームバッティング、総合力で戦う千保Jらしい攻撃をみせた。

 

1回裏。今日の先発は昨日に続きタイチ。強力打線相手から二死を奪うと、続く3番打者にファースト後方に飛ぶ不運なツーベースで出塁を許すと、四球と安打で満塁のピンチを招き、続く打者の内野ゴロエラーの間に二者が生還し逆転を許してしまう。

 

2回表は先頭のタクヤが四球で出塁するも後続が三者連続三振に倒れ無得点。

その裏。下位打線に対して二死を奪うも1番打者にセンター前に運ばれると、エラーとツーベースで追加点を奪われ、さらに続く4番打者にはレフトへホームランを打たれてしまい、この回4失点。

 

続く3回表、先頭のハルカが右翼線にツーベースで出塁するも牽制でタッチアウト。その後連続四球で好機をつくるが後続が続かず無得点に終わる。

3回裏はタイチが踏ん張り三者凡退に抑える。

 

4回表、一死からタイチがレフトオーバーのツーベースで出塁すると、2つの四球もあり満塁の好機をつくるが、ここでも相手剛腕投手に抑えこまれ三者残塁に倒れてしまう。ランナーはためるも、惜しくもあと一本がなかなか出ない。

4回裏もタイチが踏ん張り三者凡退に抑える。

 

そして、後がない5回表。交代した2番手投手から、この回も満塁の好機をつくるが最後の打者が内野ゴロに倒れ万事休す…。時間により1-6で試合終了。

 

強豪相手に無念の惨敗でこのリーグ戦を21敗の成績で終える。

負けはしたものの強い相手と戦うと勉強になる。この敗戦に子ども達は何を感じたかな…

相手との違いはなんだろう・・・。

打てなくても点は取れる。派手な守備はなくても基本が一番大事。抑えるだけじゃない、意味のある与四球もあるんだ。

感じたことはしっかり野球ノートに書くんだぞ。それが財産になるんだから。

 

負け試合の帰り際、前向きな発言で場を和ませる選手も…そんな選手たちの背中が妙にたくましくも思えてしまう。

負けはしたが今日の敗戦でまた経験値があがったかな…。更なる飛躍を期待してるぞ!!