1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千保ジャガーズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
清水ケ丘ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | 4 |
天王山。
A5ランク肉(^^)と 第一代表の枠を賭けたYBBL秋季大会ブロック予選決勝。
相手は清水ケ丘ジャイアンツ。
今季三度目の対戦。
過去2戦をいずれも逆転サヨナラ負け。今日こそリベンジ!とチーム一丸で挑んだ戦い。
3回まで両チームとも点を許さない、決勝戦らしい締まった試合になった。
ランナー2・3塁のピンチを抑えて迎えた4回表。流れはこちらに。
この回は3番ケイタから始まる好打順。
2ストライク追い込まれるも3球目、捉えた打球はレフトへの大飛球。
惜しい、あと2メートル。エンタイトル2ベースを放つ。
つづく4番イツキ。初級を捉え、これもレフト頭上を超えていく。
3番4番の連続ツーベースで緊迫する試合の均衡を崩す。
しかし、後続が抑え込まれてこの回1点止まり。1−0。
先発したケイタはこの試合に向けてコンディションは万全。
点を奪った4回裏、気持ちの入った投球で3人でピシャリ。
流れはこちらに。「この試合、イケる!」
それでも相手は猛打の清水ケ丘ジャイアンツ。下位のバッターも思い切り振ってくる。
5回裏、ヒットとパスボールで1アウト2塁のピンチ。
打ち取ったかに見えたフライがセカンド後方にポトリ。
慌てた千保野手陣、打球処理にもたつく間にランナーをホームに返してしまう。同点。1−1。
2アウトを取るも3番バッターに技ありのレフト線ツーベースを打たれて逆転を許す。1−2。
つづく4番バッター、内野ゴロに打ち取ったに見えたが暴投。1−3。
この回、痛いミスが続いてしまった。
6回裏にもランナー1・3塁から牽制でランナーを誘い出すも挟殺プレーを誤り、試合終盤に向けて重い1点。1−4。
しかし、千保ジャガーズ。まだ諦めてはいなかった・・・。
3点ビハインドで迎えて最終回。
1アウトから7・8・9番。気持ちで打った連続ヒットで満塁。
逆転に向けてチャンスを演出する。
打順は1番に帰ってここのところ当たりが続いている満塁男カズキ。
気合で打った打球は3塁強襲。タイムリー内野安打で1点を返す。2−4。
満塁のチャンスは続く。2番タクマ。内野ゴロの間に更に1点。3−4。
1打逆転。ここで打順は頼れる3・4番。ドラマのシナリオはできあがった。
総力戦・・・「どちらと勝負する?」マウンドに集まる清ジャン選手。
清ジャンベンチは3番ケイタとの勝負を選んだ。
意地と意地とのぶつかり合い。甘いコースにボールは来ない。
フルカウント。
勝ったのは清ジャンバッテリーだった。ファーストフライで試合終了。3−4。
あと一歩だった。3度目の正直、リベンジならず。
まだだ。まだ第二代表が残っている。気持ちを切り替えて次戦へ。
大丈夫だ。勝てる!
千保ジャガーズの歴史を塗り替えるのは君たちだ!