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千保ジャガーズ0000000
星川タイガース32000×5
上部大会 初戦突破ならず…

全国共済旗争奪横浜市大会の1回戦。本大会へは学童新人戦の成績が考慮され千保Jも参加の機会を得たものだ。

ここ数年上部大会への推薦を受けてはいるものの、なかなか結果が伴わない。今年こそ初戦突破を果たしたいところ…。

雨中の決戦となった1回戦の相手は、保土ヶ谷区の強豪星川タイガース。

 

先攻逃げ切りを図りたい千保Jの初回の攻撃だが、相手の好投手の前に三者凡退に打ち取られてしまう。長身から繰り出す速球、なかなか打ち崩すのは難しそうだ…。

 

そうなると肝心なのが守備。

しかし、その裏、先頭打者を四球出塁を許すと、2番がショートゴロエラー、3番がセカンドのエラー、そしてライトへ抜けた打球をライトが一塁悪送球と打者三人無安打で2点を献上してしまう。浮足立つ千保守備陣。その後もセカンドエラーなどで1点を奪われ、初回に何とも重い3点を先制される。

 

2回表、この嫌な流れを断ち切りたいと、一死から5番ケイタ(ス)が球に逆らわずライト前ヒットを放つものの後続が続かず無得点。

 

するとその裏、四球で出塁したランナーが三塁まで進んだところで、次打者の三塁ゴロでサードのタクマ判断良く偽投をみせ、飛び出した三塁ランナーをタッチアウト。劣勢な展開でも冷静なプレーをみせる。これで流れをつかみたいところだったが、二順目を迎えた相手の強力な上位打線につかまり、左中間ツーベース、レフトオーバースリーベースと連続長打を打たれ2点を追加されてしまう。

 

3回裏、ケイタ(ス)はこれ以上の失点は許されないと必死のピッチングで、この試合初の三者凡退に抑える。立ち直ったケイタ(ス)。あとは打線の奮起を待つのみ。

 

そして、迎えた4回表、このままでは終われない千保打線は、3番キョウスケの安打などで一死2・3塁とこの日一番の得点機をつくる。ここで打席には先ほど安打を放っているケイタ(ス)。期待が高まるが、相手投手もここは簡単には打たせてもらえずライトフライに倒れる。後続も続かずこの回も無得点。何ともホームが遠い。

 

5回・6回も三者凡退に打ち取られてしまう。

 

6回裏、途中リリーフしたキョウスケが必死の投球を続ける中、ここで虚しくも時間制限となり0-5でゲームセット。無念の敗戦…

 

今年こそは上位進出を狙った上部大会であったが、結果2安打完封負け。相手好投手を打ち崩せず、初回に無安打ながら四球・失策で3点を献上してしまったのが響いた。まだまだ力不足、経験不足が否めない結果となってしまった。

後味の悪い試合となってしまったが、しかし、まだ新チームは始まったばかり。下を向いてはいられない。この敗戦を糧にこの先の大会で必ずや雪辱を果たすのだ。