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千保ジャガーズ02226
篠原イーグルス32027
関東学童横浜市大会新人戦…惜しくも初戦敗退に終わる

いよいよ関東学童横浜市大会新人戦が開幕だ。南区代表として堂々と戦おう。

初戦の相手は港北区の篠原イーグルスさん。

 

先攻の千保J。初回は二者連続三振を奪われあっさり三人で抑えられてしまう。

 

その裏、先発のキョウスケ、先頭打者に四球を与えバッテリーエラーで三塁まで進塁を許すと、3番打者のスクイズがフィルダースチョイスとなりノーヒットで先制点を奪われてしまう。その後4番打者へ四球ののち、5番打者の途中で、4年生のタイチへとスイッチ。そのタイチの5番打者への投球を捕手が弾くも本塁突入を試みる走者が三本間に挟まれランダンプレーとなる。千保内野陣、これに焦ることなく、練習通りのプレーを見せ本塁でタッチアウト、かに思えたがこれが微妙なプレーとなり、判定はセーフ。結局初回ノーヒットで3点を先制されてしまう。

 

取られたものはしょうがない。必ず取り返すんだ…。 2回表、先頭は4番キョウスケ。ツーツーからの6球目を振り抜くとこれがレフトオーバー大きな飛球、ツーベースとなる。その後、タクヤのスクイズが今度は逆に相手のフィルダースチョイスを誘い、1点を返す。そして、無死二・三塁となり、次打者イブキへのサインはスクイズ…。バッテリーうまく外すもイブキもこれをジャンプしながら必死にフェアゾーンへ転がす。よしっ、二者生還?と思われたその瞬間、主審から反則打球のコール。スクイズしたイブキ、バッターボックスから足が出てしまったのだ。惜しい~…。その後相手のエラーで1点を返し、結局この回2点を奪い返す。

 

その裏は、不運な内野安打で許した走者を、4年生捕手のタクヤがストライク送球で二盗を刺殺。しかし、二死を奪うも相手クリーンアップに捕まりタイムリー二本を浴びさらに2点を許す。2回で2-5

 

常に劣勢が続く中、3回表は、先頭のシュウタロウがセンター横へのヒットで出塁すると、ボーク、送りバントで三塁に。続くは3番キャプテンのタクマ。背中に背負った10番のプライドをみせるんだ。ワンストライクからの2球目、逆らわず打った打球はレフトのライン際に転がる。タクマ俊足を飛ばし一気に三塁へ。この逆境の場面でキャプテンタクマ意地の三塁打で1点を返す。さらにバッテリーエラーでタクマが生還。4-5となる。

 

追い上げムードとなった3回裏の守りでは、一死一・二塁からのセカンドゴロをタクマが上手く逆回転で二塁へ送球、4-6-3のダブルプレーを完成。チームを勢いづけせるには十分過ぎる程のビッグプレーが生まれた。

 

そして、4回表、先頭のタクヤが右中間への安打で出塁。二死となるもののソウタが振り逃げでつなぐと、続く打者は不動のトップバッターに成長したシュウタロウだ。追い込まれながらも必死に振り抜くと、この打球がセンターオーバーとなり、同点の走者、そして逆転の走者と二者が生還、シュウタロウは三塁へ。逆転だ~、普段は返る人がこの回は返す人に・・・。これができるからシュウタロウをトップにおいているのだ…。千保Jこの試合初めて主導権を握ることになる。

 

U5を引っ張るタクマ、シュウタロウがタイムリーを放ちボルテージは最高潮に達する。さあ、あとはこの流れのまま抑えたい。

 

4回裏の守り、しかし、先ほど同様、相手のクリーンアップに捕まり二者連続安打を許す。バッテリーエラーも生じ、同点。さらに7番打者に痛恨のタイムリーを打たれ瞬く間に逆転されてしまう。そして、このまま時間切れに…。ナインが天を仰ぐ。6-7と無念の惜敗だ・・・。

 

上部大会は簡単は勝てるほど甘くはなかった。普段通りの野球ができなければ勝てないんだ。

涙を流す選手たち。大人も悔しい。

 

でも、観戦に来てくれたコーチOBが言ってくれた。「君たちの勝ちたいという気持ちが伝わってきた。」そうみんな頑張ったんだ。成長しているんだ。

 

負けはしたがこの負けを糧にしよう。そして、必ずやまた上部大会への切符を掴み、この場に戻ってこよう。選手、コーチ陣、保護者一丸となって。そう、必ずだ…。