123456TOTAL
千保ジャガーズ0000022
山友スターズ0010001
YBBL各区代表4年生大会、悲願の初戦突破だ~!

昨年度初戦敗退に終わったYBBL各区代表4年生大会。今年こそは悲願の初戦突破を目指し挑むU4の選手達。昨年度は先輩たちとともに戦ったが、今年は4年生が引っ張って勝利を目指すのだ。

初戦の相手は西区の山友スターズさん。山友さんとは以前、別の大会で戦って勝利してはいるものの、見ているとその時とはちょっと訳が違う。先発投手の長身からの速球がすごく速い。とても4年生とは思えない…。千保打線果たして打てるのだろうか…。

 

初回、案の定、その速球を打ちあぐみ二者連続三振。3番タイチがレフトへツーベース、4番主砲タクヤが四球を選びチャンスを広げるものの、後続が倒れ初回無失点に終わる。

 

千保の先発はキャプテンタイチ。相手好投手に刺激を受け、タイチも投球に力がこもる。

2回終了し0-0の投手戦の展開となる。

 

均衡が破れたのは3回裏だった。四球ででた走者が盗塁で2塁に進むと、次打者の振り逃げの間に2塁走者が一気にホームを陥れる好走塁で、与えてはならない先取点を奪われてしまう。

 

追いかける千保J。安打はなかなか出ないものの、四球や失策で出塁した走者を毎回のように得点圏に進めるが、好投手の前にあと一本が出ず得点が奪えない。

5回表はリョウノスケがレフトへツーベースを放ち、タカラが送りバントで確実に走者を進めるが、ここでもあと1本がでない。5回で0-1

 

回が進みじわりじわりと追いつめられる千保J

そして6回表、時間を考えるとおそらく最終回だ。さあ後がない千保J、なんとか1点、1点を奪うんだ。ガンバレ!直前の守りでは先発タイチが気合の投球で三者三振に抑え、この回に望みを託していた。しかし、先頭が打ち取られ一死となる。いよいよ瀬戸際まで追い込まれた千保Jだが、ここから粘りをみせる。コウキがツーストライクまで追い込まれるものの、冷静に四球を選ぶ。続くハルカが気合の死球で繋ぐ。そして、続くシュンが速球に負ける事無くしっかり叩き内野ゴロエラーを誘う。さあ、一死満塁、最後にして最大の好機を迎える。続く打者は3年生ヨウタだ。ヨウタは今年度の千保Jトップチームの主砲の兄に負けず劣らずの野球センスで、来年度はU4の主砲としての期待がかかる。そのヨウタ、2球目を振り抜くと打球はセンターへ。ヨッシャ―。ベンチから歓声が飛び交う。これがセンター前ヒットとなり、この間に二者が生還。見事な逆転打となる。

 

よーし、いけるぞ。下級生が打ってくれた逆転打。これを意気に感じたタイチは、最終回の投球に一段ギアがあがり三者凡退で斬ってとる。2-1での逆転勝利となった。

 

YBBL各区代表4年生大会。悲願の初戦突破おめでとう!昨年度、現U5の先輩たちが中心となり本選出場を果たし、基盤を築いてくれた。そしてその強い意志は現U4の選手たちに受け継がれている。特に、この試合は下位打線の力で逆転したのが大きい。最終回はチーム一丸となり勝とうという執着心が感じられた。チーム力もアップしたはずだ。

 

さあ、次は未知の世界となる2回戦。千保Jの歴史を刻むのは君たちだ、ガンバレ!