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ニュー横浜スターズ20034110
千保ジャガーズ0300003
KBBA後期新人戦、ブロック決勝戦で敗退…。

昼の南区学童新人戦の終了後、その足で平安公園へ移動した千保ジャガーズU5チームは、KBBAのブロック決勝戦に挑んだ。この大会は今年度から参加しているが、5年生チームで戦える貴重な大会である。初戦、2回戦と勝利し、今日戦うのは鶴見区の強豪ニュー横浜スターズさん。やはり強豪チームだけに、メンバーを見ると体も大きいし動きがいい。バッテリーも素晴らしい。

初回、先頭打者に左中間ツーベースを打たれると、さらに34番にともにライトオーバーの連続ツーベースを打たれてしまう。その後もエラーなどで出塁を許すが、ここはかろうじて抑える。しかし、なんだかんだで初回にいきなり2点を先制されてしまう。やはり強豪チームだ、打線に破壊力がある。でも臆するとなく戦えば必ず好機は訪れるはず…。

2回裏の千保Jの攻撃。二者連続四球で出塁すると、イブキが確実に送りバントを決め一死23塁とする。そして、まずは1点を返すぞと次打者がスクイズを試みるが、これが空振りとなってしまい、三塁走者が憤死。これでチャンスが潰えたかに思われたが、続く9番タカラが技ありの内野安打を決め、一人生還。そして打順はトップに返り、シュウタロウが追い込まれながら意地でライト前安打を放ち、一気に二者が生還し3-2と逆転に成功。よーし、劣勢を跳ね返し強豪相手に主導権を握ったぞ。

これで流れに乗りたい千保Jだが、先程の試合のような雰囲気にならない。どうも勝ってる気がしないのだ。それでも先発のタイチは、ピンチを招くも要所を抑え、また守備陣も堅い守りをみせ、前半3回まで3-2と優位に試合を進める。しかし、どこからでも好機をつくれる強力な相手攻撃陣。

4回表、9番打者にライト前ヒットを許すと、四球などもあり無死満塁の絶体絶命のピンチを招いてしまう。そして、続く打者のジャストミートした打球が一塁を襲う。しかしファーストのタクヤがこの打球を好捕、ランナー飛び出しゲッツーとなる。タクヤのナイスプレーでピンチを防いだ。これで流れを掴んだかと思ったが、やはり簡単にはいかない。その後の打者も追い込むものの粘られた末に連続四球、そして、安打にエラーが絡み一挙3点を奪われ逆転を許してしまう。

その後守備陣も乱れ、ずるずると5回に4点、6回に1点を追加され点差を広げられてしまう。

いよいよ後がない6回裏、二者連続安打で最後の意地で好機をつくるが後続が倒れ万事休す。3-10での敗戦となってしまった。

初参加のKBBAはブロック決勝戦で敗退という結果に終わった。しかし、他地域の強豪チームとも対戦できるこの大会では色々と経験することができた。どんなチームが相手でも常に平常心で普段通りの野球ができるか。上を目指せば目指すほど、厳しい試合が多くなるし、点を取れなくても根負けせず、数少ない好機をものにする集中力が大事になってくるのだ。今日は残念だったが、こういう試合を繰り返さないためにはさらに練習するしかない。

さあ、気持ちを切り替え、さらにステップアップして残るU5の大会も頑張るんだ!