123456TOTAL
清水ヶ丘ジャイアンツ0000022
千保ジャガーズ00003×3
強豪チームに悲願の勝利だ!

今にも雨が降りだしそうな寒空のもと、南シニア杯3回戦を迎えた。今日は南区の雄、清水ヶ丘ジャイアンツさんとの対戦となった。清水ヶ丘ジャイアンツさんはYBBLでも優勝しており横浜市にもその名を轟かせているチーム。我ら千保Jも、過去に幾度となく苦杯をなめている強豪チームだ。胸を借りつつも今回こそは…そんな思いで挑んだ。(相手は主力不在でも強い…)

 

今日の先発はハルキ。選抜チームでも経験を積み、今は千保Jでエース級の活躍をみせている。そのハルキが期待に応え、ここ最近でも最高のピッチングをみせ、息詰まる投手戦の展開となる。

 

2回表の相手の攻撃では先頭打者にツーベースを打たれるも、後続3人を全て内野ゴロに打ち取り得点を与えない。

その裏の千保Jの攻撃は、四球で走者をため満塁の好機をつくるが、あと一本が出ず無得点。

 

続く3回裏、一死2・3塁と攻めたてると、ここで次打者に出たサインはスクイズだ…。投球と同時に走者がスタート。どうだ、決まったか…。しかし、このバントが無情にもピッチャー前の小フライとなってしまう。飛び出していた3塁走者、戻れずダブルプレー。あー、1点が遠い…(泣

 

こんな緊迫した展開で頼れるのはやはり6年生だ。得点が奪えず苦しい状況の中でも、先発ハルキ、まさに6年生のプライド、我慢のピッチングで耐える。それに攻守で応える守備陣。手に汗握る展開が続く。

 

5回裏の千保Jの攻撃。簡単に二死を奪われるが、打順は先頭にかえりシュウタロウ、球を見極め四球で出塁する。この子が出塁するのが千保Jの得点パターン。続くユウヤは追い込まれながらも球に逆らわない打撃でセンター前へはじき返す。ここまで相手投手に抑えられていたがついに初ヒットがでた。そして、次打者の内野ゴロが相手エラーを誘い、ついに待望の先取点を奪った。押せ押せのムードの中続く打者は4番主砲ケイタ。ハルキの好投に報いるために気合が入るこの打席。振り抜いた打球はレフトへ飛ぶ。入るか…。これがレフト後方の木を直撃するツーベースとなりで二者が生還し3-0となる。まさにケイタ、主将のプライドで放った適時打だ。主将の一打でベンチのボルテージが上がる。その後キョウスケも内野安打でつなぐが、ここでは後続が抑えられてしまう。5回終了し3-0

時間的に次が最終回か…?

 

6回表の相手の攻撃。劣勢の相手ベンチが怒涛の声援を送り込む。追いつめているはずの千保Jだが、そんな気がしない。これが百戦錬磨の王者の強さか…。先頭打者にセンター前ヒットを打たれ、その後も四球と連打で2点を返され、さらに一死満塁の絶体絶命のピンチを迎えてしまう。ここでワンポイント的にタイチにスイッチ。これが的中し次打者を三振に斬ってとる。最後は再びハルキにスイッチし、そのハルキ渾身の投球で最終打者を投手ゴロに打ち取りゲームセット。見事、清ジャンさんに勝利だ~!!

 

6年生3人で迎えたこのチーム。当初は不安もあったが3人がそれぞれ持ち味をだし、後輩を引っ張っていってくれた。ここまでの成長の証が今日の勝利だ。選手、スタッフ、父母が一丸となった大きな勝利。本当におめでとう!

 

これで南シニア杯は準決勝進出となる。次戦も強豪チームとの戦いが続く。いよいよ残り少なくなってきた6年生は、大いに暴れて最高の思い出をつくって欲しい。後悔だけはしないように・・・。

 

そして5年生以下は6年生との思い出をつくるとともに、良き先輩達から多くを学び新チームに活かしてほしい。

 

さあ、最後まで突き進もう、千保J!!