12345TOTAL
永田オックス000303
千保ジャガーズ0125513
祝!やまびこリーグ2連覇を達成だ!

やまびこリーグ2連覇のかかった最終戦。午前中の試合では逆転勝利をおさめ良い流れのままこの大一番を迎えた千保ナイン。既にやまびこ新人戦ではU5が優勝を決めているだけにU6も負けてはいられない。最終戦の相手は強力打線、そして好投手擁する永田オックスさんだ。

 

絶対に負けられない戦い、先制したのは千保Jだった。2回裏、死球で出た走者を3塁まで進めると、U4の主砲タクヤがレフト前にタイムリーを放ち先制する。

 

3回にも2点を追加し3-0。このままいきたいところだったが、やはり簡単にはいかない。ここまで好投の先発シュウタロウだったが、4回に内野のエラーなどで走者がたまると、次打者にレフト前ヒットを打たれ1点、さらに、内野ゴロの間に走者の生還を許すなど2点を奪われ、この回同点に追いつかれてしまう。

 

流れが相手に傾きかける。今までの千保Jだったらこのままずるずるいっていたかもしれない。しかし、今は違う。キャプテンケイタを始め3人の6年生がチームを引っ張りこの一年間頑張ってきた。さあ、ここで集大成をみせるのだ。

 

4回裏、ユウヤ、タクヤの連続長短打で1点を勝ち越すと、その後満塁となり、ここで迎えるのはU5キャプテンのタクマ。抜群の野球センスに加え人一倍練習熱心でパワーもついてきた選手だ。しかし、ここで相手も継投。2番手投手の左腕から繰り出す速球が冴える。さあ、タクマ頑張れ。ツーツーから5球目、球に逆らわず振り抜くと打球はレフトを超える。満塁の走者が一気に生還、そしてタクマも俊足を飛ばしホームイン。4点を追加だ~。あの速球を逆らわず逆方向、しかもレフトオーバーを放つのだから、その打撃センスとパワーはすごい…。ベンチのボルテージもあがり、こうなると千保ペースだ。

 

そして5回裏、押せ押せの千保Jは、これも何かの演出かとも思わせる展開、この回3人の6年生に順番に打席が回る。ユウキがセンター前ヒット、ハルキがライト前ヒット、そして、次打者は、不思議とこういう時にまわってくる、もっている千両役者キャプテンケイタだ。ケイタがセンターオーバーを放ち、13点目、試合終了。

 

最後は6年生の打撃で、そしてキャプテン自らのバットで優勝を決めてみせたのだ。同時にやまびこリーグ2連覇を達成した瞬間でもあった。

 

優勝おめでとう!今年のチームは6年生は3人ながらも、キャプテンケイタを中心に必死に練習に取り組み、全員野球で一戦一戦戦ってきた。スタッフ・保護者誰もが頑張ってきた今年のチームに栄冠をと心底思っていた。今までの頑張りが報われて本当に良かった。6年生にとっても最高の想い出となるだろう。

 

やまびこリーグも幕を閉じ、6年生はいよいよ千保Jでの野球もあと僅かだが、まだ優勝を狙える大会が残っている。さあ、ケイタ、ハルキ、ユウキ、最後にもうひと暴れだ!