1 | 2 | 3 | 4 | TOTAL | |
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千保ジャガーズ | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 |
井土ヶ谷フレンズ | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 |
昨年度に続き2年連続優勝を狙うサマーリーグ4年生大会決勝戦は、雨中の決戦となった。相手の井土ヶ谷フレンズさんとは、U5だけでなくU4でもしのぎを削りあっている好敵手だ。
2回表、先頭のコウキがライト前ヒットで出塁し、ハルカのライトゴロなどで三塁まで進むと、バッテリーエラーで捕手が投球を少し弾いたスキをつき、コウキがナイス判断で本塁に突入、優勝への思いを胸に、懸命に走り足で先取点を奪った。
3回表は、先頭のカイリが俊足を活かし内野安打で出塁し好機をつくると、3番タイチのタイムリー、4番主砲タクヤの犠牲フライで2点を追加、3-0と試合を優位に進める。
しかし、その後、試合開始と同時に降りだした雨が、4回裏の千保Jの守りになるとより一層激しくなってしまう。ここまで危なげない投球をみせていたタイチも、この雨でタオル、ロージンで必死に滑るをおさえるも、微妙にコントロールが定まらない。この回、四球、安打で一挙3点を奪われてしまい同点に…。そして、二死満塁のピンチに続く打者を三振に抑えたところで降雨コールドゲーム。
雨中の決勝戦は3-3の同点のまま、勝敗を大会規定により抽選に委ねることとなり、その結果、相手が勝利…。惜しくも準優勝となってしまった。
優位な試合展開での雨の強まり…まあ不運と言えばそれまでだが、これも野球のわからないところ。良い経験と捉えるしかないのだ…。
惜しくも2年連続優勝は逃したものの、選手達は最後まで良く頑張った。この試合をもって現U4チームの公式戦はすべて終了。ここまで先輩たちの背中を追い、昨年度以上の成績を目指し一生懸命頑張ってきたその姿勢は、そのままU3に引き継がれるのだ。そしてU3もさらに飛躍を遂げてほしい。一方、このメンバーでの戦いは来年度U5チームとして次のステージを目指すこととなる。
午後のやまびこリーグ表彰式の後、学校に戻り素振りなどに励んだ上級生、今後も各年代の成長を期待せずにはいられない…。