12345678TOTAL
千保ジャガーズ101000035
清水ヶ丘ジャイアンツ000110024
祝!南区学童春季大会優勝!!
(7回 2-2の同点につき 8回タイブレークにて3-2で勝利)

南区学童新人戦での優勝以降、新型コロナウイルス感染症の影響で上部大会が中止される中、南区学童春季大会での優勝を次の目標としてこの日に照準を合わせてきました。

 

決して順調にとは言えないものの、何とか決勝戦まで勝ち進み、いよいよ決勝戦の相手は新人戦の決勝戦と同じ清水ヶ丘ジャイアンツさん。YBBL優勝の経験もある南区の雄、清ジャンさんには我々も昨年度まで苦杯を嘗め続けてきました。過去に新人戦で清ジャンさんに勝ったチームも一冬明けた春季大会ではことごとく敗れ去っています。だからこそ、この試合絶対勝ちたかったのです。

 

しかし、メンバーを見ても新人戦の頃よりさらに迫力が増しています。エースナンバーの投手の球はめっぽう早く、他の選手の体格も我々と一回り違います。

 

試合が始まると、初回に1点を挙げ、その後も一度もリードを許すことなく試合が進みますが、全く勝っている気がしません。王者相手に常に追い込まれているような錯覚に陥ます。それもそのはず、清ジャンさんの安打数は千保Jの約2倍、しかもそのうち半数が長打。逆に奪われた三振は10個以上。普通に考えれば勝てるはずがありません。それでも勝利できたのは、まさに千保Jの勝利への執着心です。

 

今日のヒーローは誰でもなく選手全員。それも試合出場メンバーだけでなく応援メンバーも含めた全員です。スタッフ・選手が一丸となったまさに全員野球で戦いました。

 

よく練習は裏切らないなど言うことがありますが、練習と同様のプレーをすることも実は難しい。試合(特に公式戦はなおさら)という独特の呪縛がかかってしまいます。そんな中、今日は練習通り、いや練習以上と言っても良いかもしれません、本当に素晴らしいプレーの連続でした。野球はチームスポーツなので、一人が活躍しても勝てません。この大一番で皆が個々の持ち味を存分に発揮したのはすごいことです。少年野球で、一投一打にここまで手に汗握る試合はないのではないか、と言っても言い過ぎではないくらい感動的な試合でした。同じ試合をやれと言われてもできないでしょう。

 

自粛期間中、投げやりにならず、大好きな野球に対して、できることを真摯に取り組んできた成果のあらわれかもしれません。そんな辛い期間を乗り越えたからこそ、ウイニングボールをライトのソウタがキャッチした瞬間、喜びとともに号泣する選手もいました。スタッフ・保護者も目頭が熱くなった瞬間です。

 

今日の勝利で、千保Jの新たな歴史を刻むことができました。

選手達を誇りに感じます。

 

選手のみんな、スタッフ・保護者を始めとする関係者の皆さん、優勝、本当におめでとうございます!