1234567TOTAL
千保ジャガーズ00000000
平戸イーグルス220000×4
強豪相手に善戦するも・・・。

YBBL予選ブロックの準決勝戦は、市内でトップクラス、県内でも有数の強豪チームである平戸イーグルスさんとの一戦となりました。試合前アップを見てても選手一人一人に風格が漂います。王者の貫禄といった感じです。

先攻の千保Jは、初回に先頭のタクマがセカンド内野安打で出塁し、シュウタロウが送って得点圏に走者を進めるも、後続がともにセンターフライで無得点。

そしてその裏には、早速平戸打線が牙をむきます。先頭打者がセカンド内野安打で出塁すると、続く2番打者にはツーストライクと追い込みながらも、レフト越のホームランを打たれてしまいます。強豪チームは高めの失投を逃しません。打者2人であっという間に2点を奪われてしまいました。

さらに、2回には四球で走者がたまり、その後内野ゴロエラーとタイムリーで2点を献上してしまいます。

2回で4-0、完全に相手ペースになりかけてしまいます。このままずるずるいってしまうのか・・・。今までの千保Jだったらそうだったかもしれません。しかし、YBBL本部大会出場や上部大会出場を目指しここまで一生懸命頑張ってきた千保ナインは、ここから粘りをみせます。

この大一番で先発を任されたタイチ、微妙な制球が定まらず四球で走者を出すも、気合いの投球で要所を踏ん張り、また良い当たりをされても守備陣が好捕をみせ、3回以降は強力打線を1安打に抑えます。

6回からリリーフしたシュウタロウも1イニングを無失点に抑えます。

一方の千保打線は、相手の好投手に目が慣れてきた4回以降は毎回安打を放ち好機をつくりますが、あと一本が出ず得点が奪えません。

6回は二死からユウヤ、キョウスケの連打で13塁とするも無得点。

最終回は、先頭のソウタがこの日2本目となるレフト越のツーベースで出塁し(この大一番でツーベース二本打つなんてすごいぞ((´∀`)))、その後、相手エラーと四球で無死満塁としこの日最大の好機をつくりますが、後続3人がいい当たりもありましたが三者凡退に倒れ万事休す。0-4での惜敗となりました。

この試合、毎回のように得点圏に走者を進められながらもぎりぎりのところで踏ん張り、3回以降を無失点に抑え、打線も4回以降は毎回安打を放ち、それこそ相手を上回る7本の安打を放ちましたが、それでも1点も奪えず8残塁を喫してしまいました。立ち上がりが大事と言うことも痛感しました。

これが力の差なのでしょうか。それでも、この世代では過去にU4U5でそれぞれで平戸イーグルスさんとの対戦はありましたが、その時はもっと点差をつけられてしまいました。この日はベンチメンバーも含めて選手が一丸となり、試合前から声も良くでて勝利への執着心をみせました。少しは成長の跡を見せられたかな…。

第一代表は果たせませんでしたが、気持ちを切り替えてここから第二代表を目指す戦いが始まります。絶対に今日の敗戦を活かそう。敗戦から学ぶことの方が多いんだよ。

選手たちには、また千保Jの新たな歴史を刻んでほしいと期待してしまいます。