12345TOTAL
千保ジャガーズ000000
宮崎モンスターズ013105
感動をありがとう!

POP ATHLETE星野仙一杯の関東クライマックス(関東大会)が埼玉県戸田市の彩湖・道満グリーンパーク野球場で開催されました。関東クライマックスは、関東各県を勝ち抜いた8チームが2つのトーナメントに分かれ、それぞれ勝ち抜いた2チームに全国大会の出場権が与えられます。千保Jは神奈川第二地区から32チームのトーナメント5試合を勝ち抜き、初参加で初出場を果たしました。

小雨が降る真冬並みの寒さの中、まずは神奈川第二地区の予選を勝ち抜いた表彰式が行われました。そしてそのまま第一試合で神奈川第一地区代表の強豪宮崎モンスターズさん(川崎市)と戦うこととなりました。

今日は、何とか2試合に勝利して全国への切符を掴みたいという思いももちろんありますが、それ以上に、ここまで連れてきてくれた選手たちに感謝の気持ちとともに、6年生が千保Jとして戦えるのもあと僅かであるため、関東大会という大舞台に、勝利というよりも、むしろこの貴重な経験を満喫してほしい、楽しんでほしい、という思いが込み上げてきます。

そんな中、試合は怪我や体調不良により数人を欠く大ピンチの状況で、選手たちは必死に頑張りました。

怪我人により、急遽今日の先発を託された4年生タカラは抜群の制球で必死に投げ抜き、同じくリリーフした5年生ハルカもこの大舞台で堂々とした投球をみせ、普段とは異なる投手リレーにも関わらず持ち味を発揮しました。

そして、バックを守るキャプテンタクマを中心とした6年生主体の守備陣。投手が下級生であっても後ろを守る6年生に助けられ、守備力でここまできたのです。イブキのファーストゴロをキャッチした後のヘッドスライディングでの必死のベースタッチ、これも絶対アウトにするんだという必死さからの自然のプレーだったのでしょう。6年生、今日も頼もしかったぞ。かっこよかったぞ!

相手の宮崎モンスターズさんは、継投した3投手がみな良いピッチャーで、堅い守りで得点が奪えませんでした。

関東大会という、この夢のようなひと時もあっという間に試合時間が終了し、0-5での敗戦となってしまいました。でも、もちろん負けは悔しいですが、なんだか不思議とすがすがしさが残りました。

コロナ禍で多くの大会が中止となる中、必死の努力で頑張ってきた子供達、特に6年生は悔しい気持ちもいっぱいあったと思いますが、頑張ってきた成果として今日の日を迎えることが出来たのです。スーパースターがいる訳でもないこのチームで、選手一丸となり切磋琢磨してきた結果です。

スポーツは勝つだけが全てではない…。その努力の過程で多くのことを得ることができ、これから大人になっていく君たちの財産となり礎となるのです。

子供達には、ここまで連れてきてくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで必死に頑張り、立派に成長し、千保Jの新たな歴史を刻んでくれた君たちを本当に誇りに思います。

スタッフ、保護者をはじめとする関係者の皆様、チーム一丸となりここまでくることができました。ありがとうございます。

そして、最後になりますが、コロナ禍で運営面の大変さもある中、子供たちのために本大会を開催いただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。