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通町ピューマーズ2010014
千保ジャガーズ00302×5
優勝まであと一つ…

今年のやまびこリーグは近年稀にみる激戦となりました。9勝3敗で3チームが並んだのです。このため3チームによる三つ巴の優勝決定戦により優勝チームを決めることになりました。

この日はその初戦、通町ピューマーズさんと戦います。

先発はリオト。6年生になり投手起用が多くなり、メキメキと成長し速球が冴えわたります。しかし優勝決定戦、通町ピューマーズさんの打線もバットが振れていて、初回2点を先制されてしまいます。さらにその裏の攻撃でも痛いミスがあり、序盤は完全に相手のペース。

しかし、3点を追う3回の裏。簡単に二死を奪われてしまいますが、キャプテンタカラが2打席連続となる安打を放つと、走者2人を置いて主砲ヨウタに打順が回ります。ここまで投打で千保を勝利に導いてきたヨウタが低めの球を上手くすくいあげると、打球は良い角度の放物線を描き、打球がぐんぐん伸びます。入った~、センターオーバーの同点スリーランホームラン!起死回生の一発が出ました。この一発で今まで元気がなかったベンチも一気にボルテージがあがります。さあ、流れは千保Jです。

続く4回、この大一番で好投をみせるリオトから安定感抜群のキャプテンタカラに継投です。4年生の頃から投打にわたり活躍し場数を踏んでいます。そのタカラは期待通りのピッチング。

5回にはタカラの猛打賞となる安打から5年生ダイトが走者を進め、頼れるヨウタが今度はタイムリー。ヨウタはこの試合4打点の大活躍です。

6回に1点を奪われますが、最後、牽制で走者を刺しゲームセット。

見事な逆転勝利で優勝に王手です。

ここまで、高円宮賜杯横浜市大会出場(2年前は出場権を得るものの開催されなかったので、その意味では初出場)、YBBL春季本部大会初出場、フィールドフォース県大会2年連続出場と千保Jの歴史を塗り替えてきたこの世代ですが、実はまだ優勝旗には縁がありませんでした。

千保Jとして戦う大会も本大会含めあと2大会。何とか6年生の最後の想い出に優勝旗を勝ち取りたいものです。

さあ、あと一つ・・・!